稲村和美尼崎市長の飯田市訪問に随行しました 2017年8月8日、9日

 8月8日(火)、9日(水)稲村和美尼崎市長が飯田市を訪問されました。その受け入れに同行させていただきました。

 一行は稲村市長の他、森山副市長、牧社会教育部長、中川社会教育課長、奥平ひと咲き施策推進課長と総勢5人の皆さんです。

 2013年から飯田市尼崎市は学習する地域づくりにむけた交流を進めてきましたが、今年6月から11月までの半年間尼崎市の二人の職員が竜丘と上久堅の公民館でインターンシップをしています。尼崎市でも地域振興センターや公民館を市民と行政が協働で進めるための拠点としての機能を発揮するための職員の力量をつけることがインターンシップのねらいです。来年度も引き続き4人の職員を受け入れる計画です。

 稲村市長の来訪は尼崎市の職員の働く現場の視察と牧野飯田市長や佐藤副市長ら市の幹部の皆さんとの面談が目的です。

 初日は飯田市公民館で松下社会教育担当参事から飯田市公民館や地域自治の仕組みや考え方についての説明のあと竜丘公民館と上久堅公民館を訪れました。

 夜はりんご並木横丁いこいこの「いこいこ」で佐藤副市長との夕食会。

 飯田視察二日目は飯田市美術博物館の視察から始まりました。美術博物館にはデジタルプラネタリウムがあり通常の星座観察だけでなく、飯田の自然や文化を紹介する番組もたくさん用意されており、飯田に訪れる方たちのガイダンス施設としても位置付けられています。この日は人形劇のまち飯田を紹介する作品を鑑賞していただきました。

 その後旧飯田測候所に移動し、この施設の指定管理を受託しているおひさま進歩エネルギー株式会社の原亮弘さんに、市民ファンド方式による再生可能エネルギー普及の取り組みについてお話をお聞きしました。

 その後市民協働環境部の竹前部長から環境モデル都市の取り組みと、地域自治の取り組みについて話していただきました。

 昼食はりんご並木のナチュラルキッチン・テッシンで牧野光朗飯田市長と代田昭久教育長も合流し飯田訪問の感想や尼崎からの職員を受け入れている飯田側の気づきなどを意見交換しました。

 午後は川本喜八郎人形美術館見学や飯田の和菓子廻りなど密度の濃い日程となりました。

 尼崎はこれから自治と協働のためのしくみづくりや意識づくりなどの取り組みを進めていくことになりますが、取り組みのプロセスは逆に飯田にとっての気付きや学びにも結び付くことになりそうです。

 学びを土台とした地域づくりのモデルとして、これからも注視していきたいと思います。